【剣盾S11使用構築】珠ウーラオス軸対面構築【最終41位(R2041)】
こんにちは!熱燗がおいしい肌寒さになりつつあるなと感じているきくまさむねです。
ポケモン剣盾S11お疲れ様でした。
久々に自信のある構築を組むことができ、最終2桁順位をとることができたので、構築記事を書いてみました。
サイクルしかしていなかった自分が初めて組んだ対面構築です。
次シーズンのための参考にはなりませんが、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
注:ダイマックス=DMと記載
以下、常体
【構築経緯】
前期は500位ぐらいから勝ち切れず、自分がカバルドンやミミッキュなどのスペックの高いポケモンに頼らないと勝てないことを痛感した。
そこで、S10上位の方々の構築記事を読み漁り、このシリーズ6環境において、スペックの高いポケモンはどいつなのか洗い出した。
洗い出したポケモンを試したところ、珠持ちの水ウーラオスが圧倒的に強く、次に襷ホルード、スカーフポリゴンZも使いやすかったので、この3体を採用。
次に、選出圧力が高く、軸の水ウーラオスのカモである地面タイプを誘ってくれるパッチラゴンをラム持ちで採用。
次にパッチラゴンのドラゴン技の一貫を切り、ウーラオスにも強く出れるフェアリータイプを入れたいと思い、シリーズ6環境下で、ほとんどの相手の上から両壁を貼れるアローラキュウコンを採用。
ここでラムが全く発動しないことから、パッチラゴンの持ち物を壁との相性がいい弱点保険に変えた。
最後の1体は試行錯誤の末、軸の水ウーラオスができれば対面したくないモロバレルやモジャンボに強く、重いウルガモスにも強い鉢巻ファイアローを採用した。
余談だが、ずっとこの枠には草食マリルリを使っていた。最終日にこいつに変えたことが大正解だった。
結果的に今までサイクル構築しか使ってこなかった自分が初めて組んだ対面構築になった。
【構築概要】
【結果(剣盾S11)】
TN:ひゃくもく 最終41位 レート2041
TN:たるざけ 最終99位 レート2021
【個体紹介】(努力値調整はS10上位の方々のものを使わせていただいてます)
ウーラオス(水)@命の珠
性格:いじっぱり
特性:ふかしのこぶし
努力値:AS252, D4
調整意図:ASぶっぱ
技構成:水流連打、インファイト、つばめがえし、かみなりパンチ
本構築の大エース、珠水ウーラオス。
対面性能の高い水ウーラオスが珠を持つと、崩し性能まで持てる最強ポケモンになる。ダイマックスしてもしなくても強いため、シリーズ6環境においては、使わない理由がないと思った。
A特化珠持ちの火力は凄まじく、アシレーヌやマリルリのような一見不利な相手もダイサンダーで倒せるし、モロバレルやラフレシアのようなウーラオス対策のポケモンに対しても、ダイジェットのダメージがかなり入るため、後出しされても普通に勝ててしまう。
つまり、ほぼ全ての構築に対して出していけるため、選出率は1位。
性格:ようき
特性:ちからもち
努力値:AS252, D4
調整意図:ASぶっぱ、ダウンロード対策でD4振り
技構成:じしん、がんせきふうじ、ほのおのパンチ、でんこうせっか
ミミッキュがいないシリーズ6において、重要な襷枠。こらえる+じたばた型が有名だが、ナットレイやアイアントに対する炎技、リザードンやウルガモスに対する岩技が欲しかったため、この技構成で使っていた。
DMエースであるウーラオス、パッチラゴン、ポリゴンZの素早さが中途半端なので、こいつの岩石封じで相手のSを下げてから、DMエースを死に出ししていく展開が強く、この技構成で正解だったと思う。
火力があり、技範囲も広く、タイプ一致の先制技もあるため、襷枠として非常に強いポケモンだった。一方で、水ウーラオスに弱く、襷が読まれやすいため、別のポケモンに変えようと思ったこともあったが、パッチラゴン環境で重要な電気の一貫を切る役割も担えるため、代わりは見つけられなかった。
選出率は3位。
性格:おくびょう
特性:ダウンロード
努力値:CS252, H4
調整意図:CSぶっぱ
技構成:破壊光線、冷凍ビーム、悪の波動、10万ボルト
対面構築において重要なスカーフ枠であり、ダイマックスしてもしなくても強いポケモン。
意外なポケモンにスカーフを持たせて、奇襲するのがスカーフの一番強い使い方だと考えていたが、特殊高火力で、そこそこの素早さをもつポリゴンZのスカーフ適性は非常に高く、スカーフ持ちと読まれていても普通に強かった。
特性適応力で破壊光線や騒ぐなどのノーマル技をぶっぱするのが有名だが、特性をダウンロードにしてCを上げることで、ノーマルタイプ以外の技でもかなり負荷をかけられるようになるので、ダイウォールの媒体技は欲しいものの、範囲をとった4Wの技構成としている。
特に10万ボルトがあると、アーマーガア入りの構築にも臆せず選出できるようになるのが強かった。ちなみに騒ぐは1度うつとポリゴンZを引かせてとっておく選択肢をとれなくなるので、個人的にはあまり強い技だと思っていない。
また、こいつが選出画面で相手にかける圧力は非常に高く、ハピナスなどの特殊数値受けを確実に呼んでくれるので、ウーラオスで崩していくキッカケを作るのにかなり貢献してくれていたと思う。
相手のDMポケモンを非DMポリゴンZの破壊光線で倒す瞬間はほんとに楽しい。
選出率は2位。
パッチラゴン@弱点保険
性格:いじっぱり
特性:はりきり
努力値:H204, A76, B28, D4, S196
調整意図:
HB→DM時、パッチラゴンのダイドラグーン耐え
S→ダイジェット1積みで最速110属抜き
技構成:でんげきくちばし、つばめがえし、火炎放射、げきりん
主軸の水ウーラオスのカモである地面タイプを呼んでくれるポケモン。
常に2割の技外しのリスクに怯えるのが嫌なのだが、選出画面で相手にかける圧力が非常に高いため、しぶしぶ採用した。
はじめはラム持ちで使っていたが、警戒されているのか、活きる場面が全くなかったので、弱点保険型にしたところ、後述するキュウコンの壁との相性も抜群で、3タテを量産するようになり、めちゃくちゃ強かった。
また、耐久振りの弱点保険型であれば、ホルードやドサイドンとの不利対面をつくってしまってもダイマックスして、逆に弱保発動の起点にしていけるので、引き先を用意できない対面構築に採用するパッチラゴンとしてはこの型が一番強いのではないかと思った。
ダイマックス前提のポケモンであるため、選出率は低いが、弱点保険型にしてからはそこそこ選出するようになり、選出率は5位。
性格:臆病
特性:ゆきふらし
努力値:H212, B4, C4, D92, S196
調整意図:HD→ゲンガーのヘドロウェーブ耐え
:S→最速100属抜き抜き
技構成:ムーンフォース、こごえるかぜ、オーロラベール、絶対零度
1ターンで両壁を貼れるずるいポケモン。
シリーズ6環境ではかなり素早さが速い部類であり、環境に多いポケモンの中では、ゲンガーとスカーフ持ちにさえ気をつければ、上から両壁を貼れるのがほんとに強い。
壁展開を阻止しようと初手にゲンガーを出されることが多かったので、ゲンガーの毒技を耐える調整にした。初手ゲンガー対面はこごえるかぜから入り、Sを下げてからオーロラベールを貼り、後続のDMエースでダイジェットしていく。
壁があれば、対面構築でもある程度サイクルを回せるようになり、戦い方の幅が広がった。
また、壁貼りの起点づくりポケモンでありながら、絶対零度をうてるところも強い。絶対零度をみせることで、壁ターンを枯らそうとする相手の悠長な動きを牽制できる。
最終日付近にこいつを入れてから、1800付近で停滞していたレートが上がりだしたので、もっと早く採用していればよかったと感じている。
ただし、上位の対戦相手でキュウコンの壁展開を対策していないということはないので、安易に選出せず、なるべく基本の対面選出をするようにした。
選出率は最下位だが、パッチラゴン、ポリゴンZと同様、相手の選出や初手を読みやすくすることに大きく貢献してくれた。
ファイアロー@拘り鉢巻
性格:いじっぱり
特性:はやてのつばさ
努力値:AS252, B4
調整意図:ASぶっぱ
技構成:ブレイブバード、フレアドライブ、ダブルウイング、そらをとぶ
最終日に4桁順位から最終2桁前半順位まで上げてくれたMVP。
初めはモロバレルなどの草タイプに強く、バトンなどのギミック戦術に滅びの歌で対応できる草食マリルリを採用していたが、全然活躍しなくて悩んでいた。そして、バトンしてくるとわかっている構築相手に出すと、ペンドラーに毒技で倒され、いよいよ変更を決意。
バトンしてくるのがペンドラーとポットデスばかりならどれだけSを上げられても先制で高火力飛行技をうてるファイアローでいいのではと思いついたのが大正解だった。
こいつは草食マリルリの役割を担えるだけでなく、対面性能も高く、最終日はけっこう選出した。非DMどうしであればブレイブバードで並耐久のポケモンであれば一撃で倒せるし、先制そらをとぶで相手のDMターンを枯らしたり、襷っぽいウーラオスにもダブルウイングで勝てる。
ついでに重かったウルガモスやアイアント、キュウコンの対策にもなった。もっと早く思いついていれば、より高順位から最終日をスタートできてた気がして後悔しているぐらい本当に強かった。
体感選出率は4位だが、3位のホルードよりストッパー性能高かったと思う。
【選出】
対面的に殴り合うか、キュウコンの起点作り→DMエースで全抜きを狙うかの2パターンの戦術からどちらにするかまず考える。
選出時は初手にどのポケモンを置くかが非常に重要(対面構築において、初手の出し負けは致命的)。
相手は初手キュウコンの壁貼りを警戒してくること、パッチラゴン、ポリゴンZといった高火力アタッカーをどうにかする手段を用意してくることを念頭においておくと、相手の選出や初手を読みやすい。
◎対面的に殴り合う場合
基本選出は + から2体
不利対面でも受け出しができない都合上、初手にどのポケモンをおくか慎重に検討する。相手の初手を読めない場合はウーラオスを初手に置き、不利対面であれば初手DMするという流れで意外とどうにかなった。
なるべくウーラオスをDMさせたいが、状況や相手の選出に応じて、どのポケモンにも最も効果的と思えるタイミングでDMをきる。
ファイアローやアーマーガアなどのウーラオスが不利をとり、止めづらい相手が見えた場合、受けサイクル相手にはを選出に組み込んでいくが、ウーラオスにも十分崩し性能はあるし、パッチラゴンはDM前提のポケモンなので、選出は控えめ。
がDM前提であることに注意し、は何らかの技で拘ってしまうと隙を見せる可能性があるので、なるべくラス1で出すようにしていた。
◎壁貼り⇒DMエースで全抜きを狙う場合
+ or @1が多かった。
なるべくキュウコンを初手に置きたいが、場合によっては、後発から壁展開を行う。
壁下のDMウーラオスは相手に明確な受け駒がいなければ、ポケモンというよりバケモンになります。
★対受けサイクル、受けループの選出
基本は
崩す手段はあるのだが、受けサイクルの相手は受けに回らず、対面的な選出をしてくることもあるので、なかなかこちらの選出が難しい。
基本的には珠ウーラオスの想定外の火力、弱保パッチラゴンで不意をつく、キュウコンの絶対零度を駆使して崩していくが、この3体の選出ではなく、ストッパーになれるホルード、ポリゴンZ、ファイアローのいずれかを選出しておかなければならない場合もある。
特殊受けがいればポリゴンZを選出することはほぼないが、ポリゴンZには特殊受けを確実に選出させ、腐らせる圧力があって、その意味で活躍してくれた。
よく見たハピナス+モジャンボ or モロバレルには が強く出れるので、受けに対しての勝率はそこそこ良かった。
【おわりに】
今期は最終日が休日だったので、やる気満々だったのですが、最終日前日にめちゃくちゃレートを溶かしてしまい、萎えていました。
ただ、結果的に2ROM最終2桁順位を取れ、諦めなければいけるもんだなと感じ、とても達成感を得られたシーズンになりました。
シリーズ6環境下での厨ポケばかり採用していますが、自分なりに試行錯誤しながら、初めて対面構築でも結果を出せて、とても満足です。
来季からは環境が激変すると思いますが、早く冠の雪原をクリアして、準伝をたくさん捕まえて、新環境でのポケモンバトルを楽しみつつ、より高順位を目指して頑張りたいです。
何か質問などございましたら、Twitter(@kikumasa_poke)までお願いします。
【剣盾S9使用構築】ステロ+エースバーン【最終107位(R2067)】
こんにちは!夏に野球見ながら飲むビールは最高だなと感じているきくまさむねです。
ポケモン剣盾S9お疲れ様でした。
久々の最終2桁順位、レート2100を目指して本気で取り組みましたが、あと2、3歩届かず、個人的には悔しい結果でした。
ただ、そこそこ強い構築を組めたと感じているので、構築記事を書かせていただきます。
ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
ダイマックス=DMと記載
【構築経緯】
リベロが最強ポケモンだと感じていたので、単純にステルスロックを撒いて、を通したいと考え、いろいろ試した結果、最も強いと感じたラム持ちのビルド型で採用。
ステロ撒き要因はクリアボディドラパルトのSも岩石封じで下げることができる襷かたやぶりドリュウズをずっと使っていたが、ポリゴン2に何もできず、レートも1900で停滞していたので、シーズン終盤にポリゴン2にも仕事ができるHDに変更。
とサイクルを回せて、使い慣れていたをポリゴン2にも仕事ができるスカーフ型で採用。
ではゴリランダーや悪ウーラオスに崩されると感じたので、それらを相手にサイクルを回せるを採用。
にはビルドでも崩せないポケモン、並びを崩せるエースの役割も担ってもらった。
ダイナックルやダイアタックをすかせるゴーストタイプは必須だと考えており、とで迷ったが、ポリゴン2にも弱くないを採用。
ここまでの5体では、相手のウオノラゴンやアシレーヌなどの水タイプ、ミミッキュが重いと感じたので、を採用。ポリゴン2を意識してD振りのハチマキ型とした。
【構築概要】
【結果(剣盾S9)】
TN:たるざけ 最終107位 レート2067
TN:ひゃくもく 最終379位 レート1993
【個別紹介】
@食べ残し
性格:慎重
特性:すなおこし
技構成:じしん、あくび、ステルスロック、ふきとばし
調整意図:D特化、ダウンロード対策のB<D
前シーズン1位の方が使われていた調整のカバルドン。
厳選めんどくさいなあと考えていたら、レノバス(renobasu_poke)さんが理想個体をダイキノコと交換して下さいました。
Cが上がったポリゴン2を誰も止められないので、B個体値を下げてまでダウンロード対策をしている。今までD特化のカバルドンを使ったことがなかったが、思っていた以上に特殊攻撃を耐えてくれて、大活躍だった。
C特化リザードンの珠ダイソウゲンを確定耐えし、あくびを入れられるのが強く、初手ダイマックスされても被害を最小限に抑えながら、裏のエースを通して勝つことができた。(今期はポリゴン2のおかげか、半端な火力のポケモンがラムの実をもっていることはなかったので、リザードンにはラム無警戒であくびを選択していた。)
残飯のおかげで、あくび連打でHPが回復するので、焦らず適切なタイミングでステルスロックを撒き、ラムを持ってそうな積みアタッカーに対して、ふきとばしを選択していけば、相手の選出を割りつつ、全体的に削りを入れることができる。
ここまで裏のエースを通す上で最高のサポートをできるポケモンは他にいないと思う。
しかし、B特化カバルドンと比べると、B方面はかなり脆いので、エースバーンやミミッキュに後出しできるとは考えない方がいいと感じた。
扱いは難しいが、プレイングが冴えている時は本当に強いポケモンだった。
選出率は2位。
@ラムの実
性格:いじっぱり
特性:リベロ
技構成:火炎ボール、とびひざげり、とびはねる、ビルドアップ
努力値:AS252, D4
調整意図:A特化、準速、ダウンロード対策のB<D
本構築の圧倒的エース、ラムビルドエースバーン。
選出段階では、こいつを通せるかどうかから考える。
ラムの実+ビルドアップ、ステロの蓄積ダメージを絡めることで、多くの受けポケモンを突破できるので、ウインディ、ギャラドス、カバルドンなどがいる構築相手でも積極的に選出し、3タテを量産してくれた。
アッキ怠けるカバルドンは吹き飛ばしがないので、ビルド3積みしてからキョダイカキュウで突破する。
高火力のダイマックス技を全てタイプ一致でうてたらそりゃ強いに決まっている。
トゲキッスやギャラドスと違って、ポリゴン2やミミッキュでも止まらないダイマックスエースである点も個人的には気に入っている。
欠点はダイマックスしていなければ命中安定技がないこと。
当てれば勝ちだが外せば負けの場面が何度もあるため心臓に悪い。
命中安定のアイアンヘッドが欲しい。崩しができるしねんのずつきも強いと思う。
技を当ててくれる前提であれば、ほぼ全ての構築に出していけるので選出率は1位。
性格:臆病
特性:ふゆう
技構成:ボルトチェンジ、ハイドロポンプ、10万ボルト、トリック
努力値:HS252, D4
調整意図:ミラー意識の最速
いつも構築にいる洗濯機。
電気タイプでありながら地面に強い点を非常に気に入っている。
いつも使っていたチョッキ持ちではポリゴン2を突破できないので、こだわりスカーフを持たせた。
スカーフミトムはカバルドン、エースバーン、ポリゴン2、トゲキッスなどの環境トップを突破する or 崩すことができるので、今期刺さっていたポケモンだと思った。
ダイジェットを積んだトゲキッス、ギャラドスの上をとっているのもマジで偉い。
草技持ちのギャラドスが少なかったこと、有効打のない技構成のトゲキッスが多かったこと、ゴリランダーの個体数が減ったこともスカーフミトムにとっては追い風だった。
スカーフミトムの技構成には鬼火が入っていることが多いが、鬼火でこだわってしまうのが弱かったのと、居座りながら電気技をうちたい場面が多かったので、代わりに10万を採用している。
こいつをサイクルに絡めることで、トゲキッスやギャラドスを選出されていても、カバルドン展開に持っていけるので、カバミトム@1(エース枠)の選出が多く、非常に強かった。
こだわりトリックはポリゴン2だけでなく、バトン構築や、見え見えの起点作りのポケモンに刺さるので、スカーフミトムはギミック対策としても優秀だった。
構築内でこいつだけは来期も使えるので、カバルドンに代わる相方を見つけて、ぜひ使いたい。
選出率は4位。
@命の珠
性格:ようき
特性:化けの皮
技構成:じゃれつく、ゴーストダイブ、かげうち、剣の舞
努力値:AS252, H4
調整意図:最速ASぶっぱ
弱体化されたかと思いきや相変わらず最強ポケモンだった。
アッキの実持ちの耐久振りのミミッキュが流行っているが、珠が余っていたので、古き良きAS珠ミミッキュを使ったところ、火力のあるミミッキュへの対策が薄い構築も多く、楽に3タテできる試合がたくさんあり、まだまだ強さは健在だと思った。
パッチラゴンやマリルリなどの高火力かつエースバーンからの有効打がないポケモンを選出されると、エースバーンで3タテするのが難しいので、こいつをエースとして選出していた。
順位差マッチでよくわからないマイナーポケモンが多い構築相手にもとりあえずこいつを出しておけば、とりこぼすことは少なかった。
エース枠としてだけでなく、サイクルを回せないと感じた時の対面選出にも組み込めて、ダイマックスしなくても強いポケモンなので、エースバーンやゴリランダーに弱いからといって構築から外すのはもったいないと思う。選出率は3位。
@カゴの実
性格:ずぶとい
特性:てんのめぐみ
技構成:エアスラッシュ、でんじは、わるだくみ、ねむる
努力値:H244, B36, C4, D4, S220
調整意図:S→+1で最速エースバーン抜き、B<Dとしながら、ほぼ残りHB
エース枠にもクッションにもなれるポケモン。
ウーラオスやゴリランダー入りに対して選出する。
初めはでんじはの枠をマジカルフレイムにしていたが、パワースワップポリゴン2にボコボコにされてから必要性を感じなくなり、何かとごまかしの効くでんじはを採用した。
初手でトゲキッスと対面したウーラオスやドラパルトがダイマックスして無理やりツッコんでくることもあるので、そんな時にも対応できるでんじはは非常に使いやすかった。
ドヒドイデやヌオーがいる受けサイクル、受けループはエースバーンで崩しきれるか怪しいので、トゲキッスをエースとして選出し、電磁波+わるだくみエアスラを押し付ける。
毒を入れられても眠るで回復できるので、くろいきりがなければ完全に起点にできる。
エースバーンやミミッキュに比べるとパワー不足なので、選出率は低いが、優秀なタイプと数値でサイクル要因にもなれて、崩しもできるのはトゲキッスしかいないので、代えはきかないポケモンだと思う。
選出率は5位。
@こだわり鉢巻
性格:いじっぱり
特性:グラスメイカー
技構成:ウッドハンマー、グラススライダー、ばかぢから、とんぼがえり
努力値:H4, A252, B4, D180, S68
調整意図:H→16n, A特化、B<D, S→準速60族抜き抜き
最後までしっくりこなかった枠。
上記の5体ではウオノラゴンやアシレーヌなどの水タイプ、ミミッキュが辛かったので採用した。
こいつを受ける炎、飛行タイプはステロで1/4ダメージ入るので、数回サイクルしていればグラススライダー連打で勝てる状況を作りだせることも多かった。
エースバーンに強い水や地面に強烈な圧力をかけ、選出抑制してくれることもあり、確実に強いポケモンではあるのだが、どの構築にもエースバーンとトゲキッスが入っていて、ほとんど選出できなかった。
選出率は6位。選出画面では仕事をしてくれていたと思う。
【選出パターン】
① クッション2体( or or )+エース1体( or or )
2体でサイクルを回しながらステロを撒き、最後にエースで全抜きを目指す選出。
ステロを撒けるはなるべく選出したい。
ゴリランダーやウーラオスがいればを選出に絡めていくようにする。
パッチラゴンやマリルリなどが見えて、を通せないと感じた場合はを出す。
以前、自分が使っていたHB、チョッキと違い、役割対象に何度も後出しできる耐久はないので、相手の初手をしっかり読んで出し負けないことを心掛けた。
も選出に絡めたかったが、全然出せなかった。
②から3体。
対面選出。いきなりダイマックスを切られても1発耐えて、電磁波をうてるを置くことが多かったが、ジバコイルやロトムと対面を作られると引き先がいないので、なるべくやりたくない選出。
サイクルしても崩される気しかしない場合は仕方なく対面選出していた。
➂+
ガチガチの受けループに対しての選出。ステロあくび、スカーフトリックなどを絡めて、を通す。HD天然ピクシーは麻痺+エアスラ怯みで強引に突破する。
しかし、ギャラドスやウインディなど、いかくや鬼火でエースバーンを誤魔化しているような構築に対しては、ステロダメを蓄積させることでビルドや剣舞珠を通せるので、ガチガチの受けループでなければ or でいける。
【おわりに】
最終日はレート2004, 2006の2ROM体制で始めました。すぐに本ROMが2050を越えて、順調かと思いきや、サブROMがなかなか勝ちきれず、何時間も対戦する内に判断が鈍り始めてしまいました。
本ROM1本に絞っても、ここ一番の試合で勝ちきれず時間切れになってしまったので、本当に悔しいです。また、50位以上の人とマッチングした試合は全部負けたので、上位勢との差を痛感しました。
ただ、やっぱ翌日の仕事を有休で休んでまで、本気で取り組む最終日のランクマッチは最高に楽しかったです。
本構築は普段自分が使い慣れている構築と違い、最低限のサイクルしか回せない攻め寄りの構築だったので、もっとダメージ感覚を養って、練度を上げていけば上位を目指せると感じているのですが、来シーズンにはもう使えなくて残念です…(*_*)。
来期はまた大きく対戦環境が変わりますが、上位勢にも勝てるように頑張りたいです。
何か質問などございましたら、Twitter(@kikumasa_poke)までお願いします。
【剣盾S6使用構築】カバミトム+エース改【最終34位(R2138)】
こんにちは!やっぱ暑い時期のビールは最高だなと最近しみじみ感じている、きくまさむねです。
ポケモン剣盾S6にて、最終34位と個人的に満足な結果を出せたので、構築記事を書かせていただきます。
前期の構築を改良したものになりますが、強いと自信を持って言える構築なので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
ダイマックス=DMと記載
【構築経緯】
前期の構築をベースに構築を考えることにした↓。
kikumasamunepoke.hatenablog.com
この前期の構築【】では、とでサイクルしながら、、、のいずれかのエース枠を通すことを基本戦略としており、補完として襷を採用していた。
前期、ナットレイ、カビゴンを含めたサイクル構築に苦戦していたので、そこを対策でき、役割が曖昧だった襷に代わるポケモンを模索し、を採用することとした。
は相手のにも強いので、構築の補完として、非常に合っていると感じた。だが、対戦を重ねる内に、補完枠であったはずのが強すぎて、ドラパルトから命の珠と大エースの座を奪ってしまう事態となった(笑)。
ここで、以外のの5体では、相手の水ロトム、ギャラドス、コットンガードエルフーン、ドラパルト、ウオノラゴンなどが重かったので、を最速の特殊メガネ型で採用し、構築が完成した。
対戦を重ねる内に他のポケモンも型を変えていき、構築の見た目はがに変わっただけだが、中身はかなり改変されている。
【構築概要】
【結果(剣盾S6)】
TN:たるざけ 最終34位 レート2138
TN:ひゃくもく 最終140位 レート2078
【個別紹介】
@オボンの実
特性:すなおこし
性格:わんぱく
技構成:じしん、あくび、ほえる、ステルスロック
努力値:H252, B252, D4
調整意図:HBぶっぱ
物理受け兼起点づくり役として今期も採用したカバルドン。
物理受けとしての役割をしっかり果たしてもらうために調整をHB特化に変更した。
ドリュウズを最も安定して受けられるポケモンだと思っており、物理アタッカーを受けるだけでなく、そのままステロあくびで展開し、エースを通しやすくする。
派手な活躍はしないが、めちゃくちゃ勝ちに貢献してくれていたと思う。
そもそもステルスロックという技がめちゃくちゃ強いと個人的には思っている。
ドリュウズ、ミミッキュ、カビゴンなど、カバルドンが仕事できる相手は多いため、不利なポケモンがいても、ミトムとセットで積極的に選出した。
今期はカバルドンの強さをやっと理解できた気がした。選出率は3位。
@こだわりメガネ
特性:すりぬけ
技構成:りゅうせいぐん、シャドーボール、火炎放射、10万ボルト
努力値:CS252, B4
調整意図:最速CSぶっぱ
命の珠と大エースの座を後に紹介するエースバーンに奪われたが、特殊型となって構築入りしたドラパルト。ほんとにドラパルトは何をさせても強いなと感じた。
初手ダイマしてくる相手のドラパルトがキツかったので、最速メガネで採用した。
狙い通り初手のダイマドラパルトやパッチラゴンを眼鏡流星群でよく出落ちさせてくれた。相手のダイマックスポケモンを非ダイマで倒せればもう勝ったも同然である。
技範囲が広く、ドヒドヌオーのようなガチガチの受けサイクルは崩せないが、ギャラナットのようなサイクルをたくさん崩してくれた。
また、特性すりぬけが優秀で、コットンガードエルフーンやバタフリーなど、厄介なやつを対策できるところも素晴らしい。
今後も何かしらの型で採用することは間違いないポケモンだと思う。選出率は5位。
@食べ残し
特性:てんのめぐみ
性格:ひかえめ
技構成:エアスラッシュ、でんじは、みがわり、わるだくみ
努力値:H132, B4, C140, D44, S188
調整意図:HD⇒トリトドンの熱湯を身代わりが耐える。S⇒麻痺したスカーフサザンドラ抜き
前期とは大幅に型を変えた犯罪ポケモン。主に受けループ系統の相手をする。
最初はラムの実を持たせたよくいる悪巧みトゲキッスを採用していて、ステロ+ラムトゲキッスで受けループに勝てると思っていたのだが、メタモンやHD天然ピクシー入りに勝てなかったり、ドヒドイデをひるませられなければ結局毒を入れられて負けたりしていたため、この型に変更した。
ただ、麻痺しびれ+6割怯みを意外と掻いくぐられたり、そもそも電磁波を外したりで対受けループの勝率は5割ぐらいだった。単純に自分の対受けループの立ち回りが下手な気もしている。
ラムトゲキッスの時から選出率は圧倒的最下位だったのだが、この型にかえてから少しだけ選出しやすくなった。というのも、ドラパミミカビみたいな対面的な相手にこの型のトゲキッスはけっこう強い。
そもそも25%で動けなくする麻痺という状態異常が強い。麻痺させてから痺れ期待で、裏のミミッキュで剣舞をガン積みして拾った試合もあり、この型が最適ではないと思うが、型の変更は正解だったと思う。
ただ、ドリュウズ、ロトム相手に何もできないし、トゲキッスはなぜか自分が使うと弱く、あまり信頼していないので、選出率は6位。
@アッキの実
特性:化けの皮
性格:ようき
技構成:ゴーストダイブ、じゃれつく、かげうち、剣の舞
努力値:H4, AS252
調整意図:ASぶっぱ、アッキ発動後、DM時、A↑ギャラドスの雨下たきのぼりを耐える。
前期は耐久振りアッキミミッキュだったが、ミミッキュ対決に弱く、相手のトゲキッスに上から動かれるのが嫌だったので、ASぶっぱでアッキの実を持たせた。
耐久無振りでもアッキをもたせれば、死に出しからギャラドスを止められるようになる。
対ミミッキュを考えれば、シャドークローの方がいいと思うが、相手のDMターンを稼げるのが非常に強いので、ゴーストダイブで使い続けた。
後述のエースバーンがミミッキュの苦手なナットレイ、アーマーガアなどに強いので、今期はミミッキュを非常に出しやすかった。
今更だけど、相手のダイジェットエースを剣舞⇒ダイウォールで切り返せるのがクソ強い。選出率は2位。
@とつげきチョッキ
特性:ふゆう
性格:ひかえめ
技構成:10万ボルト、ボルトチェンジ、ハイドロポンプ、あくのはどう
努力値:H252, C156, S100
調整意図:Hぶっぱ、S:耐久ぶりミミッキュ抜き、残りC
前期と同じチョッキミトム。
今期は相手の水ロトムに上からボルチェンをうたれて逃げられることが多かったので、逃げられる前に削りを入れられるよう、Sをかなり上げた。
こちらの初手カバルドンを読んで出されるほとんどのポケモンに強いので、今期も初手ミトム、裏にカバルドンという選出をよくした。
特にアシレーヌや水ロトムが相手にいる場合、こちらのミトムでしっかり削りを入れておかなければ、後述のエースバーンを通せないので、ミトムの役割は非常に重要。
少しでも削りを多く入れられるよう、放電ではなく10万ボルトを採用している。
今期流行っていた初手キョダイマックスリザードンにもこいつのおかげで特に苦戦しなかった。カバルドンと同様、派手な活躍はしないが、必要なポケモン。選出率は4位。
@命の珠
特性:猛火
性格:いじっぱり
技構成:火炎ボール、ふいうち、とびはねる、とびひざげり
努力値:AS252, B4
調整意図:ASぶっぱ
本構築の大エース、珠エースバーン。
こいつのおかげで今期勝てたと言っても過言ではないと思う。冗談抜きで8割以上の試合で選出した。
A特化珠持ちの火力は想像以上で、本当に病みつきになる。
終盤の掃除役としても強いが、初手からダイマックスしてそのまま3タテすることも非常に多かった。ダイナックル、ダイバーンでA+1、晴れ、猛火発動の3拍子がそろえば、こちらのDMが切れても火炎ボールで、相手のDMトゲキッスは余裕で確一、DMギャラドスにも9割ほどダメージが入る。
火炎ボールは命中が90とはいえ、やけどの追加効果もある高火力技で、個人的にはマジでぶっ壊れ技だと思っている。
カバミトムでサポートしてやれば、ドラパミミカビキッスドリュの環境トップ5体をこいつで全員ぶち抜けるので、ほとんどの構築相手に選出できる。
高速エースの割にはそこそこ耐久があり、先制技もあるため、対面性能も非常に高く、ダイマしなくても強い。
強い人は最後にミミッキュを出してくるが、ラス1のミミッキュエースバーン対面で負けたことがなく、ゴーストダイブしている間にとびはねたりして、無傷で倒したこともあるほどだった。
また、選出画面にいるだけで、厄介な相手のヒヒダルマの選出を抑制してくれるし、採用しないのはもったいないレベルで強かった。長くなったが、それぐらいオススメで、少なくともDLCがくるまでは環境にめちゃめちゃ刺さってると思う。選出率は1位。
【選出パターン】
主に下記の4つ
① 初手++or
いわゆる基本選出。初手カバルドン読みで出されるポケモンにミトムを合わせて出し勝ちしつつ、カバルドンとのサイクルで相手の体力を消耗させ、さらに相手のダイマックスも消費させ、3体目のエースポケモンのダイマックスを通すのが理想の展開。
ドラパミミカビキッスドリュ系統の構築にこの選出でかなり高い勝率を出せた。
エースバーンを通すことがほとんどで、相手にギャラドスがいれば、ミミッキュを出す。
②初手++
対面選出。相手にミトムがいるが、こちらのミトムを出したくない時などは初手にドラパルトを置くこの選出をよくした。眼鏡流星群で負荷をかけ、状況を見ながらエースバーンかミミッキュをダイマックスさせる。
➂初手++@1
対面選出その2。対サザンガルドなどエースバーンがめちゃめちゃ刺さっている時にはこの選出。
後出しされるカバルドンはダイナックル+ダイバーンで倒せるので、カバルドンでエースバーンを受けられると思っている相手には楽に勝てた。
④@2
対受けループにはこの選出。
ドヒドイデやヌオーを見ると、さすがにエースバーンを出したくない。
ドヒドイデ対面などで、トゲキッスで身代わりを置き、電磁波で麻痺させ、痺れるのを待ちながら悪巧みを積む。天然ピクシーも麻痺+怯みで強引に突破する。メタモン入りにはコピーされないよう、身代わりを残す立ち回りを心掛ける。
ただ、ヒトムやドリュウズ、ロクブラ持ちのバンギラスなどによっぽど運が良くないとこのトゲキッスでは勝てず、他に崩しができるポケモンが構築内に眼鏡ドラパルトぐらいしかいないので、受けループへの勝率はあまりよくなかった。この点を改善できればもっと楽に順位を上げられたと思う。
感覚的に選出率の高い順に並べると、こんな感じです。
>> > ≧ > >>
【おわりに】
ついに最終2桁前半の順位をとれて嬉しいです。やっぱり同じ系統の構築を使い続ければ立ち回りや選出が安定してくるので、勝てるようになるのかなと感じました。
最終日の上位帯でのランクバトルが楽しすぎて、5/1, 6/1と2ヶ月連続で1日に有休をとってしまいました。楽しめたし、十分満足な結果も出せたのですが、悔いがあるとすれば、最終日の朝5時頃に2ROMで21位と30位になった時、ダイマし忘れで技選択してしまい、勝ち試合を落としたことです。そこからズルズルとサブROMの順位が落ちてしまい、本ROMに手をつけられませんでした。
切断バグやら、トゲキッスやらで理不尽なこともありますが、オニゴーリがいなくなったのが個人的には嬉しくて、8世代はそんなに悪くない環境だと感じています。
S7もまだ会社の飲み会などはほとんどなく、時間はありそうなので、より高順位を目指してお酒飲みながら楽しくランクマッチに励みたいと思います。ちなみにTNのたるざけは「樽酒」のことで、木の香りが付与されている日本酒のことです。樽酒ちびちび飲みながらのランクマッチは最高に楽しいので、ぜひ皆さんもやってみて下さい!
何か質問などございましたら、Twitter(@kikumasa_poke)までお願いします。
【剣盾S5】カバミトム+エース【最終96位】
こんにちは!きくまさむねです。
ポケモン剣盾S5にて、目標であった最終2桁順位を達成できたので、久々に構築記事を書かせていただきます。
4月下旬から使い始めた構築であり、まだまだ試したいポケモンが居て、自分の中では未完成な構築なので、ぜひ読んでいただき、改良案をいただけると嬉しいです。
ダイマックス=DMと記載
【構築経緯】
7世代から受けサイクルを好んで使っていたが、8世代では相手がダイマックスするかの択に勝たないと崩されることが多く、受けに偏った構築は諦めることにした。
そこで前期、ラプラス入りの対面構築に手応えを感じ、今期もそれを使っていたが、シーズン終盤に3000位まで落ちてしまい、途方にくれていた。
今期は何か新たな発見があればいいやというぐらいのつもりで使い始めた命の珠がめちゃくちゃ強かったので、これはまだいけるかもしれないと考え、珠入りの構築記事を読み漁り、構築を練った。
まずの起点を作るを採用。
次にを出しづらいときの裏エースとしてを採用。
構築に入れない理由がないも採用。
次に初手読みで出されるポケモンに強いチョッキを採用。
残りの1枠はヒヒダルマを対策でき、対面性能が高く、ある程度の崩し性能のあるポケモンを模索していて、残飯ギルガルド、襷ナットレイなどいろいろ試したが、最終的には襷を採用した。この6枠目と、の型はまだまだ検討の余地があると考えている。
【構築概要】
【結果(剣盾S5)】
TN:ひゃくもく 最終96位、最高64位(最終日AM6時半頃)
TN:たるざけ 最終737位、最高150位(最終日PM10時頃)
【個別紹介】
(↓努力値調整は珠入りの多くの構築記事からパクらせていただきました。)
ドラパルト@命の珠
性格:いじっぱり
特性:すりぬけ
技構成:ドラゴンアロー、ゴーストダイブ、はがねのつばさ、竜の舞
努力値:H204, A252, S52
調整意図:HP:10n-1、A特化、最速100属抜き抜き
本構築の大エース、珠ドラパルト。
プレイングが下手すぎて全然竜の舞を積む起点を作ってあげられなかったが、もともとの十分な素早さと火力で3タテを量産してくれた。
DM技の追加効果がどれも優秀で、特にダイスチルのB上昇があれば裏から出されるミミッキュの剣舞かげうちを耐えて返り討ちにしてしまうこともよくあり、その度に「ポケモン楽しー」ってなってた。
ずっと受け構築を使っていた自分にボコボコ殴る楽しさを教えてくれたポケモンでした。選出率は1位。
カバルドン@オボンの実
性格:わんぱく
特性:すなおこし
技構成:じしん、ステルスロック、あくび、ほえる
努力値:H252, B108, D148
調整意図:HB:五里霧中ヒヒダルマのつららおとし耐え、残りD
テンプレの起点作りカバルドン。
自分の想定していたようにステロ⇒あくびループに全然入ってもらえず、起点作りの仕事はできなかったが、単純に物理受けとして強かった。構築で重たいカビゴンを見たらなるべくカバルドンを選出したいので、選出率は高かった。
本当にステロを撒いておく必要があるのか考え、基本的にはあくびで相手の選出を把握したり、じしんで削りを入れるようにするのが重要な気がする。
こいつの使い方がうまければもっとサクサク勝てるんやろうなと思うので、カバルドンの使い方がうまい人にぜひとも動かし方を教えてもらいたい。選出率は2位。
トゲキッス@弱点保険
性格:ひかえめ
特性:てんのめぐみ
技構成:エアスラッシュ、マジカルシャイン、火炎放射、わるだくみ
(最終日の晩、あまりに大文字を外すので火炎放射に変更)
努力値:H244, B4, C156, D4, S100
調整意図:HB⇒DM時、ドリュウズの珠ダイスチル耐え、準速60属抜き、余りC
物理受けが2体以上いて、ドラパルトを出しにくい時に出す裏エース。
初めはラムの実を持たせていたが、警戒されているのか、あくびなどの状態異常技をうたれず、カビゴンやドリュウズが普通に鋼技をうってくるので、弱点保険型にかえたら発動機会がかなり多く、1対3の状況から大逆転してくれることも多かった。最近はこだわりアイテム持ちのトゲキッスも増えてきて、弱保が警戒されていないようだったので、最終日に型をかえて正解だった。
型が豊富で、数値もあるポケモンは強いと心底思った。
満を持して出てくるドリュウズを返り討ちにする時も「ポケモン楽しー」ってなる。
ただ、エースにはドラパルトかミミッキュを選出することが多いので、選出率は6位。
(トゲキッスを信用できず、選出しなかった結果、ナットレイに詰まされまくった。)
性格:ひかえめ
特性:ふゆう
技構成:ボルトチェンジ、10万ボルト、ハイドロポンプ、あくのはどう
努力値:H236, B92, C116, D4, S60
調整意図:HB:DM時、珠ギャラドスのA↑ダイソウゲン耐え、準速60属抜き抜き、余りC
カバルドンの苦手なポケモンを受けてもらった。こちらの初手カバルドン読みで出されやすいラプラス、アシレーヌ、ミトム、インテレオン、トゲキッスなどに強いため、こいつを初手に選出し、裏にカバルドンを置く選出がほとんどだった。
ただ、ヒヒダルマを入れてからは相手の選出も歪んでいるのか、逆に初手に何がくるか読みにくくなってしまったが、襷アシレーヌやHBに厚いミトムはいれば必ず初手にくるので、ミトムを合わせて、しっかり削りをいれて、裏のエースを通しやすくする。
カバドラパが弱いアーマーガアに強いのも嬉しい点だった。
意外とダイマックスしても強く、雨下のダイストリームはなかなかの威力。
7世代の頃はメガシンカ勢の数値に押されている印象があったが、無難に強くて見直しました。選出率は3位。
ミミッキュ@アッキの実
性格:意地っ張り
特性:化けの皮
技構成:じゃれつく、かげうち、ドレインパンチ、剣の舞
努力値:H228, A252, B28
調整意図:A特化、残りHB(アッキ発動後、ギャラドスと打ち合える)
ミミッキュ自体は強いのだが、この型が強いのかはいまだに疑問。要検討。
もともとはAS振りでのろいのおふだを持たせ、ドレインパンチの枠がゴーストダイブの典型的な型だったが、ナットレイカビゴンの並びにドラパルトもトゲキッスも通し切れず苦戦していたので、ナットカビに五分以上で戦えそうなこの型に変更した。
こちらの剣舞際に出される残飯あくびカビゴンに対し、ドレパンを打ちこみつつ、あくびをうたれれば、ダイフェアリーをうつという流れで、最終日はカビゴン入りのサイクルもそこそこ崩せていたので、この変更がなければ2桁順位まで上がれなかったかもしれない。
ただ、この技構成でS無振りだと、ミミッキュ対決では基本的に勝てないし、本来AS型であれば有利であるはずの対トゲキッスにも上からエアスラ怯みを押し付けられてしまうので、カビゴンが憎くない人は普通にASミミッキュを使った方がいいと思う。
選出率4位。
ヒヒダルマ(ガラル)@気合の襷
性格:ようき
特性:ダルマモード
技構成:つららおとし、ほのおのパンチ、がんせきふうじ、あくび
努力値:H4, AS252
調整意図:ASぶっぱ
まさかのダルマモードヒヒダルマ。初めはナットレイやカビゴンをカモにでき、相手のヒヒダルマにも強い身代わり残飯ギルガルドを採用していたが、やはり対面性能の高いポケモンが欲しくなり、いろいろな襷持ちポケモンを試した結果、襷ヒヒダルマに行き着いた。
こいつについては語りたいことがいっぱいある。
まず、初手にダルマダルマ対面ができた場合、馬鹿力、フレアドライブを打たれる or 素引きされるので、こちらはほのおのパンチ選択が安定となる(フレドラやけどを食らい1敗)。
また、五里霧中ヒヒダルマが重そうな構築相手に初手に選出すると、めちゃくちゃ活躍する。五里霧中鉢巻ダルマの攻撃を耐えられないポケモンとの対面ができた際、相手はダイマックスを切って無理やりダルマの攻撃を耐えてこようとするので、こちらはあくびをうつ。
すると、襷を盾に相手のダイマターンを2ターン消費させた上、相手を眠り状態にさせられるので、その隙にこちらはドラパルトで竜舞して、あとはDM技をポチポチ押していれば簡単に勝てる。相手にDMを切らせていればミミッキュにも止められない。
ダルマのあくびは考慮されていないため、カバルドンより起点を作りやすく、うまくいけば相手にダイマックス権まで消費させられるのでマジで強いと思う。
ただ、鉢巻ダルマの火力に慣れてしまっていたので、火力は悲しいほどない。
またコイツのせいで、苦手としていたあくび残飯カビゴンの被選出率を上げてしまっていた気がする…。
あと、ダルマモードであるとバレていればマジで弱いと思う。選出率は5位。
【選出パターン】
主に下記の4つ
① 初手 + + oror
いわゆる基本選出。初手ミトムで出し勝ちしつつ、カバルドンとのサイクルで相手の体力を消耗させ、さらにダイマックスも消費させ、3体目のエースポケモンのダイマックスを通すのが理想の展開。
ダイマックスを先に切らせることがポイント。
エースで積み技を使う機会はあまりなかったが、ダイウォールで相手のDM技を凌ぎ切ることは多かったので、積み技でなくても補助技は必要不可欠です。
主に五里霧中ヒヒダルマが重そうな構築や、ヒヒダルマ入りにはこの選出。
ダルマモードだとバレていなければ、初手あくびをうつだけで勝手に相手がダイマックスしてくれることが多い。想定通りにいかない場合もカバルドンをクッションにしながらステロを撒いてしまえば、ヒヒダルマと2体であくびループに入れれるようになるので、裏のエースポケモンを通しやすくできる。
➂初手ダイマックス(oror) + +
物理受けのカバルドンが必要なさそうな場合や初手ダイマで半壊させられそうな構築相手にはこの選出。
初手ダイマで荒らし、対面性能の高いダルマミミッキュで逃げ切る。
何度も言うが、襷ダルマのあくびは想定されづらいので、相手のダイマックスを流しつつ、後続のミミッキュが剣舞を積む隙を作れて、マジで強い。
ただ、ラム持ちが疑われる相手にはあくびではなく、岩石封じを打って、裏のミミッキュで上をとれるようにしていたのだが、ミミッキュのSを無振りに変更したせいで、この動きで相手のトゲキッスやギャラドスのS上昇を防いだところでミミッキュの皮がはがされてしまうため、初手ダイマで荒らしきれなかった場合は負け濃厚。
対受けループにはこの選出。カバルドンのステロあくびで起点を作りつつ、エースで積み技をうち、こちらのエース対策枠のダイマックスを誘発する。
例えば、トゲキッスで悪巧みをうつターンにセキタンザンが後出しされた場合、相手はこちらのダイマックスに合わせて、セキタンザンをダイマックスさせたいはずなので、一旦ミトムなどにひいて、ダイマックスを無駄打ちさせる。
次のサイクルではセキタンザンにステロダメが2回入っていて、ダイマックスもできない状況になっているので、相手はトゲキッスのDM技を受けきれない。ヒートロトム入りも同様の動きで崩せる。
つまり、ネチネチとサイクルして相手が痺れを切らせば、セキタンザンやヒートロトムが居ても、トゲキッスで崩せるということです。受けルーパーがトゲキッスを嫌うのも納得です。
ただ、メタモン入りの受けループには全然勝てませんでした。メタモンがいればミミッキュを選出するべきなのかもしれません。
【おわりに】
やっと最終2桁順位をとれて嬉しいです。自分が一番苦手としていた積み構築でとれるとは思いませんでした。ただ、結局、積んでゴリ押しではなく、サイクル戦をしかけていたし、「カバミトムのサイクル強い!ガオガエンとかナットレイとか入れたらもっと強そう」とか考えてしまっていたので、やっぱりサイクル戦しかできないのか…とも感じました。
ちなみに最終日、切断バグは全くされませんでした。今までは運負けしても、酒飲みながら楽しくポケモンできてましたが、もし自分が2桁チャレの試合で切断バグをされていたら、おそらく心が折れていたと思います。
個人的には、こんなに致命的な欠陥なのに、直せないゲーム制作側が一番悪いと思っています。もちろん切断バグをする人も悪いと思いますが。
ポケモンは奥が深くて、めっちゃのめりこめる対戦ゲームだと思っているので、こんなことでポケモンから離れてしまう人が出てくるのは悲しいです。ゲーム制作側がプレイ人口を減らしてどうすんだ!!
とは言いつつも、ポケモンはおもろいゲームなので、僕はS6もやります。
まだ社会情勢的に会社の飲み会とかも全然なく、ポケモンできる時間はありそうなので、次はもっと上の順位を目指したいです。何か質問などございましたら、Twitter(@kikumasa_poke)までお願いします。
【USM S12, S17使用構築】フェローチェ軸受け攻めスイッチ【最高2080(S12), 1892(S17)】
こんにちは!最近、日本酒を裏切ってビールばかり飲んでしまっているきくまさむねです。構築記事を投稿させていただきます。
この構築はS12で使用し、レート2000帯でも安定して戦えて、S12最終日に会社の飲み会がなければ2100いけてた自信のある構築だったので、USM最後のS17も使ってみました。
19手前で溶かしてしまい、S17は勝てませんでしたが、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
【構築経緯】
S11でも相変わらず受けサイクルを使っていたが、以下のパラリーさんの構築(無断転載のため、問題があれば消します。ご連絡お願いします。)に3回もボコボコにされ、全く勝てる気がしなかった。
そこで、S12序盤に同じ構築のQRパーティを使って遊んでいたところ、のステロから、で全抜きするのが強くて、爽快だったので、その3体から構築を組むことにした。
には絶大な信頼を置いているので、そのまま採用。
に関しては、使うのが下手だったのと、参考元構築はがめちゃくちゃ重かったので、と同様、格闘タイプに強く、も受けられるに変更した。
また、水手裏剣5発でを殺してくるに腹が立ち、に強く、電気の一貫を切れて、崩しができる地面Zをに代わって採用した。
元構築の並びのかっこよさ、きれいさはなくなったが、キモかわいい並びになって、個人的には気に入っている。
【結果】
S12: TN きくまさむね 最高2080・最終2055
S17: TN きくまさむね 最高1892・最終17××
(すみません、もっと勝つ気だったので、写真はありません…)
【個別紹介】
ヤドラン@ヤドランナイト
性格:ずぶとい
特性:再生力→シェルアーマー
技構成:熱湯、冷凍ビーム、あくび、なまける
努力値:H244, B252, C12
調整意図:ほぼHBぶっぱ
参考元の構築はが重かったので、に代わって採用した。のような制圧力はないが、物理受けとしては最強だと感じた。などの物理メガ枠だけでなく、剣舞飛Z、剣舞竜Z、剣舞電Zなどにも後出しから勝てる。グロパン、剣舞、剣舞には単体で勝てはしないが、後出しからしっかり一発耐えてあくびを入れて眠らせて、裏のかで倒すことができる。霊Zにも勝てればもっと使われていたポケモンだと思う。
また、メガ前の特性再生力が強く、釣り出しを繰り返してステロを何度も踏ませて、をの攻撃圏内まで削ろうとする相手の動きが無意味になる。との相性も良く、選出率は高かった。しかし、よく後出しされるやにあまり負荷をかけられず、結局サイクル負けするので、だらけの現環境で活躍させることが自分にはできず、非常に悔しい。
ナットレイ@フィラの実
性格:のんき
特性:鉄のトゲ
技構成:ジャイロボール、タネマシンガン、やどりぎの種、のろい(はたきおとす)
努力値:H244, B172, D92
調整意図:H⇒カプZ意識で4n
D⇒のPFサイキネ2耐え程度
B⇒残り
S⇒最遅
毎度お世話になっている。一瞬だけめざ炎が嫌でに変えたことがあったが、の身代わりをクリアスモッグで割れず、絶望してすぐにに戻した(笑)。のろいをはたきおとすにした際はの残飯やの天敵であるスカーフ持ちポケモンのスカーフを落とせて便利だったのだが、のろいの詰め性能は捨てがたい。
や、カプ系に強く、個人的には欠かせないポケモン。
ヒードラン@たべのこし
性格:おだやか
特性:もらいび
技構成:噴煙、身代わり、吠える、ステルスロック
努力値:H212, D252, S44
調整意図:HDのテンプレ
炎に強い鋼タイプという独特の強さがある。参考元と違い、噴煙を採用することで火傷ワンチャンを狙えるようにした。参考元の技構成を見て、初めは強いのか疑問に感じていたが、こちらのを見て出てくる相手のなどを起点に身代わりを残しながらステロを撒き、身代わり→ほえるの繰り返しでかき回して、削れた相手をかで一掃する動きがめちゃくちゃ強かった。ステロ+ほえるの強さに似ていると思う。にも強い。などのに強いポケモンに強く、選出率も高かった。
トリトドン@ジメンZ
性格:おだやか
特性:よびみず
技構成:冷凍ビーム、大地の力、地割れ、自己再生
努力値:H164, B92, D252
調整意図:HB⇒のインファイトなどの物理攻撃1発は耐える
D⇒残り
受けとして、参考元のに代わって採用した。を受けられて、電気の一貫が切れて、崩し性能があるやつを探して見つかったのが。S12では水技しかない激流が多く、かなり活躍してくれた。特殊受けだが、ジメンZがあるので、などに対面なら勝てる対面性能もあったりする。受けサイクルを地割れで崩したり、を出したくない相手に対して、水、電気受けで選出するが、積みアタッカーの起点になりやすいので、選出率は最下位。
こいつは基本的にかなり舐められており、軸相手に選出すれば、が必ず居座ってくるので、ジメンZを当ててイージーウィンできる。だいちのちからでを落とせないほどゴミみたいな火力しかないが、水技を受けて、Cが上がれば意外と強い。
フェローチェ@命の珠
性格:むじゃき
特性:ビーストブースト
技構成:とんぼ返り、飛び膝蹴り、冷凍ビーム、ドリルライナー
努力値:A252, C4, S252
調整意図:ASぶっぱ
最速珠。準速スカーフよりも速い素早さから、範囲の広い技を打ち分けられるのだから弱いわけがない。選出率は断トツの1位。基本的に初手に出し、とんぼがえりで相手に削りを入れながら受け駒に引いて展開する。でステロを撒ければ倒せる相手がさらに増える。
対戦序盤にやなどのポケモンと対面した際は有利対面だが、スカーフ持ちを警戒して裏に引くことを心掛ける。こいつはどんな攻撃でも1発くらえば死んでしまうので、スカーフ警戒は常にする。ただ、ビーストブーストで素早さを上げてしまえば、スカーフすら抜けるようになるのが強い。どうせ1発でもくらえば死ぬので、HPが偶数だが気にしていない。
対面でとりあえず削り入れようとバレパンや水手裏剣をうってくるが嫌いです。削られるどころか急所当てられたら死んでしまいます…。
カプテテフ@こだわりスカーフ
性格:臆病
特性:サイコメーカー
技構成:サイコキネシス、サイコショック、シャドーボール、ムーンフォース
努力値:CS252, D4
調整意図:CSぶっぱ
最速スカーフ。準速スカーフの素早さは調整の一つの指標になっているので、それを抜ける最速にしてよかったと思う場面は多かった。例えば準速に竜舞を積まれてもまだ上をとっているので、ストッパーになれる。控え目でなくても火力は十分あるし、こいつはと違ってそこそこ耐久があるので、などの受けづらいポケモンに後出しして処理することも可能である。
【選出パターン】
主に下記の3つ
① 受け駒()から3体
この選出ができれば勝率は高いが、受け回すだけで勝てる相手はほぼいない。
② 攻め駒1体(or)+受け駒2体(ororor)
受け駒2体でサイクルしながら、攻め駒で全抜きを目指すか、相手の崩し枠を攻め駒で倒し、受け駒で詰めて勝つ。
③@1の対面選出
の2体は不利な相手が被っているので、あまりこの選出はしないが、役割集中で不利な相手を1体無理やり突破すればどうにかなりそうな時やなどのサイコフィールドで先制技から守ればが通りそうな相手にはこの選出。
下記の選出例を見てもらえればわかるが、パターン②の受け攻めスイッチ選出がほとんどで、@1が最も多い選出。
【選出、立ち回り例(取り巻きにもよるので、あくまで例)】
vs
系統にはが刺さるので、どうにかを倒し、を通す。相手はほぼ@1でくるので、で選出し、に、にを出してサイクル戦を仕掛け、をのドリルライナー圏内に入れることを目指す。早い段階でに後出しされるに熱湯やけどが入れば楽だが、先にに崩されることが多く、勝率は4割ほど。さらに入りにはの代わりにを出さざるを得ず、勝率はもっと落ちる。
vs()
相手はメガ枠としてではなく、滅びを出してくると考え、@1(or)で選出する。相手はほぼ@1(or)でくる。
にが有利であり(ほえるがあるので、滅びの歌で11交換される心配もない)、もほとんどのんきHB型でが上をとれるので、対面、とんぼ読みで身代わりを張るなどの普通はできない動きもとれる。でかき回した後、で一掃する流れで勝率は高め。@1には激流受けにを連れていくか、ではなくがきそうな予感がすればを連れていき、先制技からを守るようにする。
vs
@1で選出。だいたい初手にスカーフが出されるが、控え目ならの方が速いので、とんぼがえりからを出し、ステロを展開後、で全抜きする。ステロが入れば耐久振りのでもの珠とびひざげりで落とせる。@1は取りまきに応じて選出する。に地震があれば負け、なければ勝てる。
vs@1
だいたいメガ枠+で選出される。こちらはを選出。相手のメガ枠をで相手する。ならで受けきれるし、であれば剣舞逆鱗を1発耐えてあくびを入れられるので、は倒されるが、裏ので処理できる。あとはで詰めるのだが、霊Zと剣舞に役割集中されてが負けないよう、のサイコフィールドでにマッハパンチから守る。PF+はのこの上ない対策になる。@1がやの場合、アムハンを出されたら負けと割り切って、の代わりにを選出する。がではなくてでしたという事故がなければほぼ勝てる。
vs
だいたい@1で選出される。こちらはの受け選出。この構築のはこだわりアイテム持ちが多いので、トリックされないようにはZ持ちのを後出しする。実はに水技がないので、を出されるとヤバいのだが、出されたことがない。勝率はかなり高め。
vs(積みサイクル)
で選出。初手の対面、相手は岩石封じから入ってくるが、こちらは最速スカーフなので、S↓でもまだを抜いている。サイキネ2発でステロを撒かせずを処理し、にはをクッションにしながら竜技読みで再びを出す。に悪巧みガン積み→竜Zで無理矢理を突破されると、ビーストブーストでSを上げられ、そのまま全抜きされるので注意。あとはをでみる。取り巻きに多いにもは強く、勝率はかなり高い。
サイクル構築は積み構築に弱いと言われるが、やなどはSが上がっても、まだこちらのを抜いていないため、をストッパーにしたり、の吠えるで起点回避すればけっこう勝てる。
vs軸(,やなど)
で選出。初手のをの地面Zで奇襲して、で詰める。剣舞などの崩し枠にはで対応。再戦ではを出しての相手をするが、はたきおとすを食らうとめっちゃ痛い。
vs軸(や)
軸にはが刺さる。受け駒のサイクルで削りを入れてを通す。軸にを出してはいけません。また軸でもにはを通しづらいので負けます。
vsや受けループ
@1で選出し、かで崩す。相手は+受け(など)でくるので、交換読みでの珠ドリルライナーを当てて崩していくか、の熱湯にを合わせてCをあげ、を地面Z、を冷凍ビームで倒す。ちなみにCをあげないと慎重HDを冷凍ビームで倒せません。数値受けには地割れを当てる。
おまけ
vs
有名な構築だが、これほどの刺さる相手はいない。S17で2回当たったが、2回とも初手で3タテした。初手風船+の選出しかされてない。多分膝をや守るで透かすしか、を倒す方法がないのだと思う。初手風船で膝かとんぼを誘って、バックしてくるので、勇気を出して風船にドリルライナーをうてば裏のが死にます。あとはの守るのタイミングに気を付けて膝をうてばいいだけです。膝外しがない限り負けないと思う。
【重いポケモン】
たくさんいるが、主に下記の4体。
① カプレヒレ
よく選出するが完封される。S17ではこいつが大繁殖していて、やにも入りが増えていた印象。S12でも苦手としていたが、S17でさっぱり勝てなかったのはこいつが増えたせいだと思う。
② ギルガルド
攻め駒のが完封される。こいつをのドリルライナー圏内にいれてもキングシールドがうざいし、そもそもかげうちでやられる。火力あるくせにの噴煙で半分もダメージ入らないし、クソ強い。剣盾では俺もこいつ使うわ。
③ 地震、めざ地、地震
でステロ→ほえるさせてもらえず、攻め駒の攻撃圏内に入れられないので、そのままタテられる。S17は地震持ちのも増えていて、キツかった。
④ ヘラクロス
勝てるのがしかいないので、とかきたら即降参したい。
まああんまり数がいないから気にしてない。
【おわりに】
選出例からもわかるように、幅広く対応できる構築なので気に入っていたのですが、S17では勝てず悔しいです。だらけの現環境に合わせた改良案はあるのですが、もう新作に移行したいと思います。
7世代が始まった頃、僕はは弱いと思っていました。こいつだけフィールドで水技の威力上がらないし、かわいそうと。それが今やカプ系で使用率トップ。型もめちゃくちゃ増えています。
毒まもを最初に考えた人、僕は天才だと思っています。
受け系の構築ばかり使っている自分がUSMで一番気に入ったポケモンはゴミ耐久のでした。
……ポケモンのガチ対人戦は本当に奥が深くて、面白いなと思います。
新作やる気満々なこと書きつつ、剣盾予約してないし、まだ任天堂Switchも持ってません(笑)。数日以内には買います!
寒くて日本酒がうまい季節になってきたので、燗酒飲みながら剣盾でもポケモン対戦を楽しみたいと思います。
【USM S15, S16使用構築】リザミミテテフ+受け回し【最高2104(S15), 2073(S16)】
初めまして。きくまさむねと申します。
日々、日本酒をチビチビ飲みながらポケモンのシングルレート対戦を楽しんでおります。S16お疲れ様でした!
なかなか強い構築だと思うので、初めて構築記事を書いてみました。
ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
(↓一部のなぜか画像が表示されなかったポケモン(メガシンカポケモンが多い)については文字で表記しています。理由わかる方いればぜひ教えて下さい。)
【構築経緯】
S14までは主に受けサイクルを好んで使っていたが、レート2000まではいけても2100にはどうしても辿り着けなかった。そこで、色々なQRレンタルパーティで遊んでいたところ、SBMさんの構築(無断転載なので、問題があれば消します。ご連絡お願いします。)のの3体がめちゃくちゃ強かったので、ここから構築を組むことにした。
は今まで自分もよく使っていて、信頼していたので、そのまま採用。
に関しては、役割対象が見えても、よく同居しているやに怯えて全然出せなかったこと、に関しては、全く使いこなせなかったことから、レート上位に多いの並びに強く、ある程度役割が似ているとに変更した。
【結果】
S15: TN きくまさむね 最高・最終2104
TN あむ 最高・最終1914
S16: TN きくまさむね 最高2073・最終1900
TN あむ 最高2027・最終1746
【個別紹介】
性格:控えめ
特性:もうか→ひでり
技構成:オーバーヒート、岩石封じ、地震、ソーラービーム(火炎放射)
努力値:H220, B116, C108, D4, S60
調整意図:C⇒テンプレのをオバヒで確1
S⇒S↓最速抜き
残りHB
S15から初めて使ったが、オーバーヒートの火力に病みつきになった。半減で受けられてもガッツリ削れる。
参考元の構築では、、リザYが重かったこと、私の場合、ほぼオバヒぶっぱしてるだけだったことから、火炎放射を抜いて、岩石封じを入れ、素早さも変更した。
こちらのC↓↓のリザYに対して、が出てきて、起点にしようとしてくることはよくあったし、岩石封じから入ることで、などの中速襷持ちポケモン、襷激流、にも勝てるようになったため、良かったと思う。
対面性能は本当に高いのだが、ステロが痛いので、唯一のメガ枠の割に選出率はあまり高くない。ただ、こちらがを選出していなくても、相手は対面のポケモンを倒すことより、裏にいる可能性のあるを意識して、ステロを撒くことを優先してくれるため、結果的に数的優位を取りやすくなり、勝ちに結び付けてくれていたように感じる。今まで使った中では最高のメガシンカポケモンだった。
また、S16終盤は命中安定の炎打点が欲しくなり、ソラビを切って放射にしていた。
地震は必ず出てくる対策に必須だと考えていたが、もキツかったので、命中不安でも気合玉にすべきだったかもしれない。
カプ・テテフ@こだわりメガネ
性格:控えめ
特性:サイコメーカー
技構成:サイコキネシス、サイコショック、ムーンフォース、シャドーボール
努力値:H236, B108, C116, D20, S28
調整意図:HB⇒A特化メガバシャのフレドラ確定耐え
HD⇒C特化のシャドボ確定耐え
S⇒S↓最速110族抜き
眼鏡、火力がエグい。選出率はぶっちぎりのトップ。火力は十分なので、参考元と比べてCを削りBに振って、メガバシャのフレドラなどを耐えられるようにした。
対面性能も高いし、崩しもできるので、困ったら、出しとくかと思うくらい信用していた。あとサイコフィールドで先制技無効にできるのがめちゃくちゃ強く、HP1のでも残しておけば、対戦終盤、のトリルから全抜きできる。
技構成はこれ以外ありえないと思う。
性格:腕白
特性:ばけのかわ
技構成:じゃれつく、かげうち、のろい、トリックルーム
努力値:H228, A108, B164, D4, S4
調整意図:どこかで拾ってきた調整です。
HB⇒A特化メガマンダの捨て身、A特化リザXのフレドラ確定耐え
腕白。参考元と違って、がいないので、相手のA特化リザXのフレドラ、A特化メガマンダの捨て身を誰も受けられなかったことから、Bを厚くした。皮を盾に後出しし、さらにもう一発耐えて、トリルで切り返すことができる。しかし、腕白にしたせいで、専用Zの火力がめちゃくちゃ低くて、負けた試合も多かった。
相手にやレボルトなどのヤバい積みエースが居れば、とセットでほぼ選出していたので、選出率は2位。
C↓↓のリザYや、何かの技で拘ってしまったが起点にされる心配がないのは裏にこいつが居るおかげ。はどんな型で使っても強いので、7世代の構築から外す理由がないと思う。のろいはを一度流したり、トリルを貼った後、自主退場するのに便利。
ナットレイ@バンジの実
性格:呑気
特性:てつのトゲ
技構成:ジャイロボール、タネマシンガン、やどりぎの種、のろい
努力値:H244, B172, D92
調整意図:H⇒カプZ意識で4n
D⇒眼鏡のPFサイキネ2耐え程度
B⇒残り
S⇒最遅
受けサイクルを使っている時からずっとお世話になっている。本構築は電気の通りがよいため、を見れば選出したいことが多く、参考元よりDに少し振っている。
起点にされやすいので、使うのは難しいが、や、カプ系に強く、代わりになるポケモンはいないと考えている。
電気だけでなく、水も受けてもらいたいが、やはめざ炎を持っていることも多いため、注意する。
性格:図太い
特性:精神力
技構成:イカサマ、どくどく、ちょうはつ、月の光
努力値:H252, B196, S60
調整意図:HB⇒なるべく高く
S⇒ほとんどの毒や剣舞を抜ける程度
参考元のに代わって採用した物理受け。
より良い点は、を受けられること、挑発を覚えること、Dが高いこと、特性で怯まないことなど。悪い点は物理耐久が足りておらず、タイプ的にもメガバシャ、、メガクチート、アムハンを受けられないため、物理受けとしての役割を果たし切れないこと(だいぶ致命的)、電気の一貫を切れないことなど。それでもレート上位にはや受けサイクル系の構築が多いのでの方が刺さっていると思っている。
残飯型のが多いからか、この型のは考慮されていないことも多く、どくどく、挑発、月の光を適当にうっていれば3タテすることも多かった。みたいな受け回しには挑発を入れれば、ゴツメで相手が勝手に削れていくため、すぐ降参をもらえる。
そこそこSに割いているので、に対して後出しした際に、剣舞をされれば上からイカサマで処理、シャドボをうたれれば、上から挑発をうって、相手のどくどくを封じつつ、ブレードフォルムのにイカサマをぶち込める。
また、型が多すぎるに悩まされていたが、格闘Z以外の全てのをの2体で対応できるようになった。に強いといってもで選出された場合、砂嵐で月の光の回復量が少なくなるのが弱い。
サンダー@デンキZ
性格:おだやか
特性:プレッシャー
技構成:放電、どくどく、みがわり、羽休め
努力値:H220, B4, C4, D140, S140
調整意図:HD⇒特殊受けとしてなるべく高く
S⇒準速抜き
参考元のに代わって、採用した。受け崩しの役割はこいつのPP枯らしでもできる。をにしたところで、はどうにかなってもは辛いままだった。このはD振りで、準速抜きなので、後出しからほとんどのに勝てる。ただ、臆病最速も増えてきたので、と合わせてみるのが一番安全。
また、こいつもの並びに強く、羽休めで体力管理もできるので、受けで選出される耐久型のに何回も後出しできる。
に後出しする際に、こだわりトリックされるのを嫌って、デンキZを持たせていたのだが、技構成から、相手が木の実型だと思うらしく、がブレードフォルムのまま突っ張ってきたり、メガルカリオが剣舞を積んできたりする。そこにZをぶつけて一撃で倒すといった当初想定していなかった動きがよく決まり、デンキZの使い勝手はかなりよかった。
【選出】
基本選出は①の対面選出と➁の受け選出の2つ。
まず➁の受け選出で勝てそうか考える。この選出ができた場合の勝率は高い。
ヤバい積みエースが居て、受け回しが崩されそうな場合や何をしてくるかよくわからない相手には①の対面選出。初手かで相手を1体倒した後、後続のでトリルを展開し、かで全抜きする。をのいずれかに代えて、クッション2枚にすることも多い。
結論としては、@1の選出が最も多い。
☆選出例(取り巻きによるので、あくまでも例)、立ち回り
vs
相手は@1でほぼ選出してくる。
取り巻きがあたりであれば、の選出で毒ややどりぎを入れながら、受け回していればほぼ確実に勝てる。
ただ、取り巻きに剣舞、のような積みエースがいる場合、この選出では勝てないので、をどうにか処理して、を絡めながらで全抜きを狙うのだが、これらのポケモンがいても、相手がを重くみているのか、出されないことも多い。
には負けないように構築を組んだので、S15では勝率はかなり高めだった。ただ、S16では運がないことが多く、やどりぎや毒を外すと、に仕事されまくって、普通に負けることに気づかされた。
vsガルランド
選出は。リザYのオバヒが誰も受かっていないので、を周りでケアしながら、戦えばほぼ勝てる。よく一緒にいる滅びメガゲンガーに対しても、挑発が強い。の熱湯でが一発で焼ければキツいが、勝率はそこそこ高め。
vs(Y)
選出は@1が多い。こちらのリザYが刺さる。だいたい初手リザ同士の対面になり、相手はメガしてエアスラをうってくるか、にひいてくるので、こちらのリザードンをメガ進化させずに、岩石封じをうつ。次ターン、前者であれば、相手はにひくし、後者であれば、居座りなので、そのタイミングにメガ進化してオーバーヒートをぶつけるという流れでを倒し、有利に進められた。裏にを置いておき、トリルを張ればHPが削れていても、こちらのリザYが対戦終盤にまた活躍する。
初対戦であれば、勝率高めだが、再戦では、岩封リザYがバレていて対策された。
vsランド
で選出。ランドロスを倒してからのトリルで切り返し、でムーンフォースをうっていれば勝てる。
高速エースを並べた攻めっ気のある積み構築相手であればこの動きで勝率はかなり高めだが、ステロ撒き→あくびなどのクッションを挟みながら、刺さりの良いエース1体(、など)で全抜きを狙ってくるような構築には負けまくっていた。
vs(X)@1(崩し枠)
というパワーのない選出が多い。こちらのを意識して相手はではなく、を出してくる。相手のリザXをとでどうにか倒すことができれば、@1の崩し枠にもよるが、相手はを突破できなくなることが多い。だが、崩し枠によくいるやがキツく、勝率は良くはない。
ちなみにこの並びで相手のがYだった場合、瞬殺される。その場合、TNをメモっておいて、再戦になればこちらもリザYを出す。
vsヒトム
だいたい、ヒトム@1で選出される。こちらはの選出が多い。どうにかヒトムとの対面を作り、引き読みのシャドボか、居座り読みのサイキネの択に持ち込む。意地アムハンが多いので、この構築のをで受けられるとは考えず、あくまでクッションとしてを使う。
アムハンを一発撃たせれば、とがの上をとれるようになるので、そこも利用する。こちらのとヒトムの対面を作られると相当キツいので気をつける。
絶対勝てないわけではないが、ヒトムが重くて、勝率は40%くらいだと思う。できれば当たりたくない。
vsや受けループ
@1(か、が多め)で選出。
この構築のは意識の岩技を持っていることが多く、アムハンはないと決めつけてで受ける。相手はのギロチンでを処理してこようとするので、出しにを合わせ、身代わりをはる。との対面はお互いに有効打がないのだが、のPPが確実に先に切れるので、相手は必ずどこかで裏に引いてPPを節約してこようとする。そのタイミングに放電やどくどくをうったり、にバックして負担をかけたりしていけば勝てる。
少し時間はかかるが、勝率はかなり高め。は刺さっている場合、選出する。
vsなどの受けサイクル
で選出。確実には選出されるので、の地震をうまく当てて崩す。さえ削れれば、を受けられない状況にもっていけることが多い。勝率は高め。
【重いポケモン】
、レボルト、、(XY判別できないから)、、飛行Zランドロス、ヒートロトムなど。重たいが、トリル下の眼鏡で倒せるので、本当にキツいのはを止められるなどのクッションと同居している場合。具体的には「なごしパ」に何度もボコボコにされた。S15から何度かマッチングしているが、がスカーフではなく、ドラゴンZ型になっていて、「なんでスカーフちゃうねん!」と嘆きながら、毎回ボコボコにされていた。
冒頭で述べたように、受けサイクルでは勝てないと思い、を使い始めたにも関わらず、結局、上記のサイクルキラーのポケモンにボコボコにされてたのが自分でアホやなあと感じるところである。
【おわりに】
S15にレート2100を達成できて嬉しかったのですが、S16はレート2100帯で戦うことを目標にしていたので、悔しいです。ある目標が達成できれば、さらに上を目指したくなるもんですね。
この構築は強いとは思うのですが、有利な構築と不利な構築がはっきりしていて、S16の環境には少し合ってなかったかなと思います。
不利な構築と当たれば、とりあえず酒を一口飲んで、ため息ついていました。
また、この構築は6体全員のSが遅く、追加効果や急所をもらいやすい、に全員上をとられるということで、レート差マッチでも安定して勝てません…。酒飲みながら気楽に使うことをオススメします。実際、真皇杯の関西予選①、②に参加させていただいたのですが、どちらでも予選抜けできませんでした。
S17は最終日の時点で8世代になっていて、レート最終日の盛り上がりがない気がするので、使ったことのないメガシンカポケモンでポチポチやってこうかなと思っています。
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ポケモンのガチ対人戦は、運が絡む将棋だと個人的に思っていて、とても奥が深くて、面白いと感じています。課金なども必要ないし、最高の遊びだと思います!
イライラすることもありますが、のんびり日本酒を飲みながらやると本当に楽しいので、ぜひ皆さんも飲酒レート試してみてください!