【剣盾S6使用構築】カバミトム+エース改【最終34位(R2138)】
こんにちは!やっぱ暑い時期のビールは最高だなと最近しみじみ感じている、きくまさむねです。
ポケモン剣盾S6にて、最終34位と個人的に満足な結果を出せたので、構築記事を書かせていただきます。
前期の構築を改良したものになりますが、強いと自信を持って言える構築なので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
ダイマックス=DMと記載
【構築経緯】
前期の構築をベースに構築を考えることにした↓。
kikumasamunepoke.hatenablog.com
この前期の構築【】では、とでサイクルしながら、、、のいずれかのエース枠を通すことを基本戦略としており、補完として襷を採用していた。
前期、ナットレイ、カビゴンを含めたサイクル構築に苦戦していたので、そこを対策でき、役割が曖昧だった襷に代わるポケモンを模索し、を採用することとした。
は相手のにも強いので、構築の補完として、非常に合っていると感じた。だが、対戦を重ねる内に、補完枠であったはずのが強すぎて、ドラパルトから命の珠と大エースの座を奪ってしまう事態となった(笑)。
ここで、以外のの5体では、相手の水ロトム、ギャラドス、コットンガードエルフーン、ドラパルト、ウオノラゴンなどが重かったので、を最速の特殊メガネ型で採用し、構築が完成した。
対戦を重ねる内に他のポケモンも型を変えていき、構築の見た目はがに変わっただけだが、中身はかなり改変されている。
【構築概要】
【結果(剣盾S6)】
TN:たるざけ 最終34位 レート2138
TN:ひゃくもく 最終140位 レート2078
【個別紹介】
@オボンの実
特性:すなおこし
性格:わんぱく
技構成:じしん、あくび、ほえる、ステルスロック
努力値:H252, B252, D4
調整意図:HBぶっぱ
物理受け兼起点づくり役として今期も採用したカバルドン。
物理受けとしての役割をしっかり果たしてもらうために調整をHB特化に変更した。
ドリュウズを最も安定して受けられるポケモンだと思っており、物理アタッカーを受けるだけでなく、そのままステロあくびで展開し、エースを通しやすくする。
派手な活躍はしないが、めちゃくちゃ勝ちに貢献してくれていたと思う。
そもそもステルスロックという技がめちゃくちゃ強いと個人的には思っている。
ドリュウズ、ミミッキュ、カビゴンなど、カバルドンが仕事できる相手は多いため、不利なポケモンがいても、ミトムとセットで積極的に選出した。
今期はカバルドンの強さをやっと理解できた気がした。選出率は3位。
@こだわりメガネ
特性:すりぬけ
技構成:りゅうせいぐん、シャドーボール、火炎放射、10万ボルト
努力値:CS252, B4
調整意図:最速CSぶっぱ
命の珠と大エースの座を後に紹介するエースバーンに奪われたが、特殊型となって構築入りしたドラパルト。ほんとにドラパルトは何をさせても強いなと感じた。
初手ダイマしてくる相手のドラパルトがキツかったので、最速メガネで採用した。
狙い通り初手のダイマドラパルトやパッチラゴンを眼鏡流星群でよく出落ちさせてくれた。相手のダイマックスポケモンを非ダイマで倒せればもう勝ったも同然である。
技範囲が広く、ドヒドヌオーのようなガチガチの受けサイクルは崩せないが、ギャラナットのようなサイクルをたくさん崩してくれた。
また、特性すりぬけが優秀で、コットンガードエルフーンやバタフリーなど、厄介なやつを対策できるところも素晴らしい。
今後も何かしらの型で採用することは間違いないポケモンだと思う。選出率は5位。
@食べ残し
特性:てんのめぐみ
性格:ひかえめ
技構成:エアスラッシュ、でんじは、みがわり、わるだくみ
努力値:H132, B4, C140, D44, S188
調整意図:HD⇒トリトドンの熱湯を身代わりが耐える。S⇒麻痺したスカーフサザンドラ抜き
前期とは大幅に型を変えた犯罪ポケモン。主に受けループ系統の相手をする。
最初はラムの実を持たせたよくいる悪巧みトゲキッスを採用していて、ステロ+ラムトゲキッスで受けループに勝てると思っていたのだが、メタモンやHD天然ピクシー入りに勝てなかったり、ドヒドイデをひるませられなければ結局毒を入れられて負けたりしていたため、この型に変更した。
ただ、麻痺しびれ+6割怯みを意外と掻いくぐられたり、そもそも電磁波を外したりで対受けループの勝率は5割ぐらいだった。単純に自分の対受けループの立ち回りが下手な気もしている。
ラムトゲキッスの時から選出率は圧倒的最下位だったのだが、この型にかえてから少しだけ選出しやすくなった。というのも、ドラパミミカビみたいな対面的な相手にこの型のトゲキッスはけっこう強い。
そもそも25%で動けなくする麻痺という状態異常が強い。麻痺させてから痺れ期待で、裏のミミッキュで剣舞をガン積みして拾った試合もあり、この型が最適ではないと思うが、型の変更は正解だったと思う。
ただ、ドリュウズ、ロトム相手に何もできないし、トゲキッスはなぜか自分が使うと弱く、あまり信頼していないので、選出率は6位。
@アッキの実
特性:化けの皮
性格:ようき
技構成:ゴーストダイブ、じゃれつく、かげうち、剣の舞
努力値:H4, AS252
調整意図:ASぶっぱ、アッキ発動後、DM時、A↑ギャラドスの雨下たきのぼりを耐える。
前期は耐久振りアッキミミッキュだったが、ミミッキュ対決に弱く、相手のトゲキッスに上から動かれるのが嫌だったので、ASぶっぱでアッキの実を持たせた。
耐久無振りでもアッキをもたせれば、死に出しからギャラドスを止められるようになる。
対ミミッキュを考えれば、シャドークローの方がいいと思うが、相手のDMターンを稼げるのが非常に強いので、ゴーストダイブで使い続けた。
後述のエースバーンがミミッキュの苦手なナットレイ、アーマーガアなどに強いので、今期はミミッキュを非常に出しやすかった。
今更だけど、相手のダイジェットエースを剣舞⇒ダイウォールで切り返せるのがクソ強い。選出率は2位。
@とつげきチョッキ
特性:ふゆう
性格:ひかえめ
技構成:10万ボルト、ボルトチェンジ、ハイドロポンプ、あくのはどう
努力値:H252, C156, S100
調整意図:Hぶっぱ、S:耐久ぶりミミッキュ抜き、残りC
前期と同じチョッキミトム。
今期は相手の水ロトムに上からボルチェンをうたれて逃げられることが多かったので、逃げられる前に削りを入れられるよう、Sをかなり上げた。
こちらの初手カバルドンを読んで出されるほとんどのポケモンに強いので、今期も初手ミトム、裏にカバルドンという選出をよくした。
特にアシレーヌや水ロトムが相手にいる場合、こちらのミトムでしっかり削りを入れておかなければ、後述のエースバーンを通せないので、ミトムの役割は非常に重要。
少しでも削りを多く入れられるよう、放電ではなく10万ボルトを採用している。
今期流行っていた初手キョダイマックスリザードンにもこいつのおかげで特に苦戦しなかった。カバルドンと同様、派手な活躍はしないが、必要なポケモン。選出率は4位。
@命の珠
特性:猛火
性格:いじっぱり
技構成:火炎ボール、ふいうち、とびはねる、とびひざげり
努力値:AS252, B4
調整意図:ASぶっぱ
本構築の大エース、珠エースバーン。
こいつのおかげで今期勝てたと言っても過言ではないと思う。冗談抜きで8割以上の試合で選出した。
A特化珠持ちの火力は想像以上で、本当に病みつきになる。
終盤の掃除役としても強いが、初手からダイマックスしてそのまま3タテすることも非常に多かった。ダイナックル、ダイバーンでA+1、晴れ、猛火発動の3拍子がそろえば、こちらのDMが切れても火炎ボールで、相手のDMトゲキッスは余裕で確一、DMギャラドスにも9割ほどダメージが入る。
火炎ボールは命中が90とはいえ、やけどの追加効果もある高火力技で、個人的にはマジでぶっ壊れ技だと思っている。
カバミトムでサポートしてやれば、ドラパミミカビキッスドリュの環境トップ5体をこいつで全員ぶち抜けるので、ほとんどの構築相手に選出できる。
高速エースの割にはそこそこ耐久があり、先制技もあるため、対面性能も非常に高く、ダイマしなくても強い。
強い人は最後にミミッキュを出してくるが、ラス1のミミッキュエースバーン対面で負けたことがなく、ゴーストダイブしている間にとびはねたりして、無傷で倒したこともあるほどだった。
また、選出画面にいるだけで、厄介な相手のヒヒダルマの選出を抑制してくれるし、採用しないのはもったいないレベルで強かった。長くなったが、それぐらいオススメで、少なくともDLCがくるまでは環境にめちゃめちゃ刺さってると思う。選出率は1位。
【選出パターン】
主に下記の4つ
① 初手++or
いわゆる基本選出。初手カバルドン読みで出されるポケモンにミトムを合わせて出し勝ちしつつ、カバルドンとのサイクルで相手の体力を消耗させ、さらに相手のダイマックスも消費させ、3体目のエースポケモンのダイマックスを通すのが理想の展開。
ドラパミミカビキッスドリュ系統の構築にこの選出でかなり高い勝率を出せた。
エースバーンを通すことがほとんどで、相手にギャラドスがいれば、ミミッキュを出す。
②初手++
対面選出。相手にミトムがいるが、こちらのミトムを出したくない時などは初手にドラパルトを置くこの選出をよくした。眼鏡流星群で負荷をかけ、状況を見ながらエースバーンかミミッキュをダイマックスさせる。
➂初手++@1
対面選出その2。対サザンガルドなどエースバーンがめちゃめちゃ刺さっている時にはこの選出。
後出しされるカバルドンはダイナックル+ダイバーンで倒せるので、カバルドンでエースバーンを受けられると思っている相手には楽に勝てた。
④@2
対受けループにはこの選出。
ドヒドイデやヌオーを見ると、さすがにエースバーンを出したくない。
ドヒドイデ対面などで、トゲキッスで身代わりを置き、電磁波で麻痺させ、痺れるのを待ちながら悪巧みを積む。天然ピクシーも麻痺+怯みで強引に突破する。メタモン入りにはコピーされないよう、身代わりを残す立ち回りを心掛ける。
ただ、ヒトムやドリュウズ、ロクブラ持ちのバンギラスなどによっぽど運が良くないとこのトゲキッスでは勝てず、他に崩しができるポケモンが構築内に眼鏡ドラパルトぐらいしかいないので、受けループへの勝率はあまりよくなかった。この点を改善できればもっと楽に順位を上げられたと思う。
感覚的に選出率の高い順に並べると、こんな感じです。
>> > ≧ > >>
【おわりに】
ついに最終2桁前半の順位をとれて嬉しいです。やっぱり同じ系統の構築を使い続ければ立ち回りや選出が安定してくるので、勝てるようになるのかなと感じました。
最終日の上位帯でのランクバトルが楽しすぎて、5/1, 6/1と2ヶ月連続で1日に有休をとってしまいました。楽しめたし、十分満足な結果も出せたのですが、悔いがあるとすれば、最終日の朝5時頃に2ROMで21位と30位になった時、ダイマし忘れで技選択してしまい、勝ち試合を落としたことです。そこからズルズルとサブROMの順位が落ちてしまい、本ROMに手をつけられませんでした。
切断バグやら、トゲキッスやらで理不尽なこともありますが、オニゴーリがいなくなったのが個人的には嬉しくて、8世代はそんなに悪くない環境だと感じています。
S7もまだ会社の飲み会などはほとんどなく、時間はありそうなので、より高順位を目指してお酒飲みながら楽しくランクマッチに励みたいと思います。ちなみにTNのたるざけは「樽酒」のことで、木の香りが付与されている日本酒のことです。樽酒ちびちび飲みながらのランクマッチは最高に楽しいので、ぜひ皆さんもやってみて下さい!
何か質問などございましたら、Twitter(@kikumasa_poke)までお願いします。